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    • 2017.12.30 Saturday
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    マンスリーワンマン11月「光の切れ端が跳ね返る音」

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       下北沢SEED SHIPでのマンスリーワンマンライブも遂にラスト。今回のみ、お昼の時間に行いました。天気予報は微妙なところだったけど、当日はみごとに晴れ! 僕の目論み通り、光の切れ端がたくさん跳ね返る、プリズムに満ちた空間になりました。集まってくれた皆さん、本当にありがとうございます。

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       メンバーはこの日も、マリンバ&ピアノ&iPad&キーボードなどをシーナアキコ、ベースにイトケンこと伊藤健太、ピアノにギター、ドラム、マリンバなどを僕が担当しました。

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       実は今までの9月、10月、11月は、メンバーが一度も演奏したことがない既存の曲が10曲、まったくの新曲が2曲、ソロで歌う曲が2曲、今まで演奏したことのある曲が6曲、というバランスの約20曲を演奏してきました。しかし最終月もそのスタイルを貫き通すというのは、逆にどこか物足りない気がしました。

       あえてここで演奏に慣れている曲を多めにするのが、より深い解釈を加えて3人で再現できたことにもなり、いちばん音楽的なのではないか、と思ったのです。というわけで、このシリーズで1度は登場した曲が、この日はいくつか出て来たと思います。それでもメンバーが初めて演奏する既存の曲は6曲、さらに新曲も2曲あり、今回もみんなで猛練習しました。

      2013.11.17 下北沢SEED SHIP

      1 暮らしのアイデア
      2 ナズナの茶漬け
      mc
      3 逆光
      4 巻き戻す時間
      5 宇宙旅行
      6 しまじろうといこうよ
      mc
      7 I dont like(新曲)
      8 シリーズ最終回
      mc
      9 息をしろ

      <休憩>

      10 南三陸ミシン工房のうた(ソロ)
      11 tobiuo(ソロ)
      mc
      12 飛行機のモビール
      13 片口の酒
      mc
      14 バッティングセンター
      15 光の切れ端が跳ね返る(新曲)
      16 思いの丈
      mc
      17 winter sports rainbow
      18 世界でいちばん頑張ってる君に

      -Interval-

      19 ワークショップ
      20 BLUEx4

       「宇宙旅行」から「しまじろうといこうよ」までの曲の繋ぎで、iPadのスペーシーな音に乗りながら宇宙遊泳をする僕とイトケン。

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       今回の新曲はどちらもジャジーな雰囲気のポップソング。これらの曲を書く寸前にマイケル・フランクスのライブに行ったことが大きいかもしれません。シーナさんのピアノソロもいろんな曲で、いつもより多めに弾いてもらいました。そのあいだギターを刻んで待っている、の図。

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       この日は記録として、ProToolsでライブレコーディングすることに。機材はほとんど自分ひとりで用意したのですが、本番でのレベル調整などを、遊びに来てくれたニーネの大塚くん(左)が手伝ってくれて、本当に助かりました。すっかりお世話になった、SEED SHIPの土屋さん(右)。

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       4ヶ月間、どうもありがとうございました!すべて来てくれた方がなんと約25人もいました。そんな皆さんには、僕が撮り下ろした写真を集めた、手づくりのアルバムをプレゼント。ひとつひとつのセレクトが微妙に違うので、何が映っているかはお楽しみ。そのほとんどは僕が今年、ライブで訪れた旅先で撮影したものです。

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       12/24には吉祥寺のStar Pine's cafeに場所を移し、もう一度ワンマンライブをします。メンバーが2人(ギター・石本大介/ドラム・榊原大輔)加わって、5人編成のライブ。フルバンドでのワンマンライブは、なんとLamp&Stoolのツアー以来、3年ぶりです。ぜひ遊びに来てください!ささやかですが、クリスマスプレゼントもご用意しています。詳しくはライブのページをご覧ください。

      11/3 高知・蛸蔵 & 11/4 呉・RePS

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         スプリットツアー始まりました。15年前のバンドの頃や、GOINGのサポートでも去年と今年に2回ほど訪れていましたが、HARCOとしては初めての高知でのライブ。今回はterzo tempo(テルツォテンポ)の佐野さんのご協力で、実現しました。というわけでまずはterzo tempoへ。高知駅前の繁華街から、少し住宅街に入ったところにあるカフェです。

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         夜は古い倉庫をリノベーションした蛸蔵(たこぐら)で、高知在住の園部信教くんとのスプリットライブ。そしてスペシャルゲストとして、GOMES THE HITMANの山田稔明くんも。状態の良い木目のアップライトピアノが置いてあって、蔵の雰囲気や響きと合わさって、なんとも気持ちの良い音を出してくれました。山田くんとのセッションはいったい何年ぶり? 10年以上かもしれません。最後は園部くんも加えた3人ではっぴいえんどの「風をあつめて」も。

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        2013.11.3 高知 蛸蔵

        1 BLUEx4
        2 お引越し
        3 燕魚の群れ
        4 しまじろうといこうよ
        5 文房具
        6 南三陸のうた
        7 一番古い記憶
        8 世界でいちばん頑張ってる君に
        <セッション>
        9 丘陵叙景
        10 風をあつめて(カバー)

        山田稔明「月明かりのナイトスイミング」



         あいにくの雨でしたが、佐野さんの呼びかけもあり、たくさん集まってくれて嬉しかったです。ピアノが置いてあるのはなんとも嬉しく、またこの蛸蔵で歌える日が来ることを願って、、、。下は出演者3人の写真。身長が左から174、175、176、ほぼ一緒です。

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         翌日はいい天気。高知からひとり、列車に乗って移動。南風10号に乗って、JRの土讃線、予讃線、瀬戸大橋線、宇野線を直通します。前から訪れてみたかった大歩危(おおぼけ)、小歩危(こぼけ)の駅を通過。両側の窓が絶景の連続で、かなり興奮しました。広島駅から瀬戸内海沿いを走る呉線の景色も良かったです。

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         呉の吉浦駅近くにあるRePS(レップス)というカフェでライブを。以前、東広島市で「きこえる・シンポジウム」開催のお手伝いをしてくれたCDショップ「franc's」店長の大東さんが企画してくれました。

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         共演のLittle Lounge*Little Twinkleとは事前にリハを重ね、この日はなんと7曲も一緒にセッション! LLLTのサポートとして参加していた大阪在住のDJ・グルーヴあんちゃんも、ベースで参加してくれました。

        2013.11.4 呉 RePS

        1 お引越し
        2 一番古い記憶
        3 しまじろうといこうよ
        4 文房具の音
        5 南三陸のうた
        6 アパート
        7 空飛ぶ自転車
        8 BLUEx4
        session with Viola田中景子&Guitarきだしゅんすけ
        9 少女時代(カバー)
        10 tobiuo
        session 全員で
        11 世界でいちばん頑張ってる君に
        12 stripes!(LLLT)

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         この旅ではアコースティックギターを持ち歩いていたのですが、呉でのみ弾いて歌いました。ちなみにLLLTのステージでは、スネアドラムを3曲、少しだけPAエンジニアも。こんなあれこれのお手伝いも楽しかったり。

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         翌日は戻り日だったので、大東さんご夫婦がいろいろと案内してくれました。呉をまわってから東広島市の西条に移動して、お好み焼きをいただいたあと、franc'sへ。以前訪れた4年前の場所から移転し、CD以外に雑貨や洋服も充実させたお店に生まれ変わっていました。

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         たくさんの人に会えた高知・呉での初めてのライブ。2度目はどんな季節に来ることができるのか、今から楽しみです。この次は11/24〜26の新潟・金沢のツアーへと続きます。

        マンスリーワンマン10月「38のユリイカ」

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           10/25、マンスリーワンマンライブの3回目。今回も楽器がたくさん!タイトルは「38のユリイカ」ということで、38歳になったばかりの僕が今までの「ユリイカ=発見」を振り返ろうという一夜。

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           さて、今回もサウンドインスタレーションを行いました。前回のパフォーマンスも含めたものとは変わって、開演までのあいだに音を展示するという形で、天井から吊るした8個のスピーカーから音を鳴らしました。ピアノの音だけで製作した書き下ろしの新作で、15分くらいの作品をループしました。

           今回もスピーカーの設置を武蔵野美術大学「音めがね」チームの皆さんが手伝ってくれました。またこのブログの写真も前回に続き、同じく音めがねの釘田さんと杉野さんに提供してもらいました。ルーシーさんには受付補助も。皆さん、ありがとうございます!

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           今回はすっかり秋の装いの3人。

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           僕はピアノ、ギター、ドラムといろいろ演奏しながら歌いました。イトケンは全曲ウッドベースに集約していましたね。シーナさんはマリンバ、パーカッション、ピアノなどを。

           新曲はまたもや2曲。「どの街角に立っても」は大貫妙子さんを意識して作りました。「Dog Ear」は翌日に弾き語りライブで参加する予定だった「イヌリンピック」も意識して。残念ながら台風で中止になってしまいましたが。

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           休憩後の「燕魚の群れ」はまったく予定になかったのですが、ふいに弾きたくなって弾いちゃいました。「丘陵叙景」(未発表曲)「響き合うぼくらの呼び声」はどちらも秋によく歌う曲。ビートルズで僕が一番好きな曲「Michelle」を初めて歌えたのも嬉しかったです。また歌いたいな。ちなみに2番目に好きなのは「Eleanor Rigby」です。

           この日はなんとBLUE BOYの曲を2曲(「パズル」「空飛ぶ自転車」)、解散以来初めて演奏しました。しかも自分で歌うこと自体、初めてかも。はじめはしっくり来なかったのですが、少しずつ自分流にシフト。でもまだまだかもしれません。イトケンが当時の秀人のようにコーラスで頑張ってくれました。シーナさんも「響き合う〜」でadvantage Lucyのアイコちゃん役を、しかもピアノをあれだけ弾きながら。素晴らしかったです。

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          (↑ギターを弾くと3人がやけに近いんです。いつでもつっこめる距離!)

          2013.10.25 下北沢SEED SHIP

          1 森がよみがえる日
          MC
          2 巻き戻す時間
          3 パズル
          MC
          4 飛行機のモビール
          5 C線上のワーカホリック
          MC
          6 1分の1の地図 2013ver.
          7 丘陵叙景
          8 どの街角に立っても(新曲)
          MC
          9 世界で〜マリンバ
          10 イメージする女の子(シーナさん楽曲)

          <休憩>

          11 燕魚の群れ(ソロ)
          12 お引越し
          13 風をあつめて(ソロ)
          MC
          14 Michelle(カバー)
          15 ハミングライフ
          MC
          16 空飛ぶ自転車
          17 響き合う僕らの呼び声
          MC
          18 ピアニストの恋ごころ
          19 BLUEx4

          アンコール

          20 Dog Ear(新曲)
          21 スクラップブック

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           サウンドインスタレーションのプログラム画面。下の写真だと分かりづらいですが、絵や図形を描くイメージでプログラミングしていくと、不思議な音の配列になるんです。製作にも設置にもすごく手間や時間がかかるので、またしばらく期間を置いてから、挑戦したいと思います。そのうちいつかまた、ギャラリーでも展示してみたいです。

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