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    • 2017.12.30 Saturday
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    完全アンプラグド

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       4/21、下北沢に新しくできたワークショップスペース "SEED SHIP"にて『BE with YOU〜下北沢から音楽の力を!〜』というイベントに参加した。チケットの売り上げは義援金に、ライブはPAを使わない完全アンプラグド。お昼なので照明もいらない。

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       この「完全アンプラグド」という生声・生音のスタイルは、その呼び方も含め、大震災とそれに誘発された原発事故以降、電力ピーク回避を考慮してか今や定着しつつある。

       僕にとっては「きこえる・シンポジウム」のなかで、エネルギーの大切さを実感するために最後にいつもこうしていたし、その流れでいろんな場所でPA無しライブをするようになってきていたので、そのとき見に来てくれた人も含めすでに馴染みがあると思う。しかしこうやって完全アンプラグドが増えることは、きっかけはどうであれ同志が増えた気がして嬉しくなる。

       このスタイル、歌うときにはピアノの音を極端に下げなければいけないので、結構コツがいる。そのぶん間奏ではピアノを大きくしてダイナミクスを付けるようにしている。しかしなんてことはない、大昔のミュージシャンは皆こうしていたのである。このごろは古い映画で酒場の演奏シーンになんかになると、つい注目したりしている。

      110417seedship2.jpg

       人間は音を聴くときに、無意識に耳のなかのアンプをある程度ボリューム調整したり、指向性を変えることができるように思う。人でごった返したパーティや大音量のクラブイベントのなかでも、意識を向けた相手の会話はしっかりと聴くことができるし、興味のない人の話はそれとなくシャットアウト、後で記憶にも残りにくい。逆に対象が小さな音になればなるほど、聴きたいという気持ちが勝ってインプットレベルが増幅し、いろんな音が感情豊かに聴こえてくる。



       ところで、以前お台場でHARQUAとしてライブをさせてもらったソーラーパワートラックが、東北の被災地を巡回しています。トラックの電源を使ってもらうことで、あたたかい食事をふるまったり、子供たちにゲームをしてもらったり。

       その活動をバックアップする「そらべあ基金」には、アルバム制作の際のグリーン電力証書など、僕も今までもたくさんエネルギーをもらってきたので、ここは恩返しをするときかなと思いました。リスナーの皆さんの力を借りる意味も込めて、HARCOの活動資金のなかから「86.500円(865=ハルコ)」を募金をしました。ここに報告させていただきます。

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